シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきました。

個人的にQはちょっと微妙な内容だったので、
今回のは様子見してたのですが、どうやら評判も良さそうです。
「エヴァで最終話が評判良いって気になる」
ということで、2週間遅れで見てきました。

まずはネタバレ抜きで感想を。


まずは庵野監督の
「25年にわたる大ヒット作を終わらせるプレッシャーに対し、
　最大限のお客さんを納得させるように完成させたのはすごいことだなぁ」
と思いました。

これまで色々トンガッた作風でしかも歴史は長いので、
「難解過ぎないとエヴァじゃない」とか「鬱展開こそエヴァ」とか、
色んなこだわり派もいると思います。
でも今回は最大公約数のお客さんに応えてくれた内容だなと。

新劇場版だけでなく、旧劇、TV版まで含めて伏線が回収されていったり、
ここまで語られなかったキャラがものすごく深堀りされたり、
2時間半に凝縮されてました。

ほんと、珍しく内容的にもポジティブな内容だし、
今までの数多くの謎に対して丁寧に回答をしてくれてます。

見てない方は、ぜひこの集大成的なエヴァ、見に行ってほしいです。



ここからネタバレ込の最後のシーンについて感想を少し。



最後、世界は元の姿に復旧された的なENDっぽかったんですが、
それだとニアサーの14年間で苦労した人たちの営みを全リセットするのは
それはそれでモヤッとする話だなと思いましたが詳しく描かれてないので、
人の魂や海と大地だけが戻ってきてみんなで復旧したEDとか、
あれはシンジの心象EDとか、色んな解釈もできるんでしょう。
上手くできたEDだと思いました。

階段を駆け上がるシーンはどこの新海映画だよ、とは思いましたがf^^;

タグ：映画